多言語サイト:情報設計・調査設計・UX改善提案
最大約5言語規模の多言語サイトに対して、情報設計・ユーザビリティ調査設計・改善提案を行った案件。予約導線や購入判断情報の不足を整理し、サイトマップ・ワイヤー・調査票・改善提案資料へ落とし込んだ。
関連サービス
多言語サイトで、翻訳だけでは解決しない見つけやすさ・理解しやすさ・意思決定しやすさを整理したい相談に近い実績です。
- 多言語サイトの導線や情報設計を見直したい
- 予約や購入判断に必要な情報が足りているか検証したい
- 改善提案だけでなく、調査設計や質問票まで含めて整理したい
背景
海外向けページを含む多言語サイトで、重要導線(予約・商品詳細など)が分かりやすいかを検証し、改善提案につなげる必要がありました。案件によっては、英語や欧州言語を含む家電メーカー案件や、英語・中国語を含むホテル案件など、約5言語規模のサイトを対象としていました。
課題
- 多言語ユーザーが、予約や商品情報など意思決定に必要な情報へ迷わず到達できるか検証する必要がある
- 翻訳だけでなく、見つけやすさ・理解しやすさ・不安の解消まで含めて設計する必要がある
- サイト全体評価とページ単位評価を分けて、改善に活かせる調査設計が必要
実施内容 / 進め方
情報設計・導線の整理
- サイトマップや主要導線を整理
- 予約 / 商品理解など主要タスクを軸に構造と優先順位を見直し
定性調査設計
- 想定シナリオ(タスク)と質問設計を作成
- どこで迷ったか、何が分かりづらかったか、次の行動が自然に分かったかを検証できる構成にした
改善提案
- ホテル案件では予約まわりの分かりづらさを整理
- 家電メーカー案件では高単価商品の不安を減らす情報設計と段階的開示を提案
- サイズ感や使用感が伝わる写真表現も提案
工夫した点 / 設計上のポイント
翻訳の問題ではなく、意思決定の構造として捉えた
多言語UXを、単なる訳文品質ではなく「必要な情報にどう辿り着き、不安をどう減らすか」という情報設計の問題として扱いました。
情報過多と情報不足の両方を避ける提案
高単価商品では情報不足が不安につながる一方で、一括表示は読みづらさにつながるため、段階的開示の形で整理しました。
改善提案だけでなく、調査で確かめられる設計にした
「知りたいこと」と「それを検証する質問」を対応づけ、改善案が次の調査や意思決定につながるよう構成しました。
アウトプット
- サイトマップ / 情報構造設計
- 改善提案資料(導線・UI・情報設計・コンテンツ観点)
- ユーザビリティ調査設計 / 質問票
この実績で見えること
- 多言語UXは翻訳だけでは成立せず、意思決定に必要な情報設計が重要であることを整理できた
- 予約導線や購入判断情報の不足を、改善提案・調査設計・情報構造の形で具体化できた
- どの情報をどのタイミングで見せるかが体験を左右することを再確認できた
画面・共有物
サイトマップ / 情報構造設計
理解する → 比較する → 行動する流れを前提に再構成したサイトマップ。
改善提案資料
CTA、相互リンク、予約導線、段階的開示などの改善提案。
ユーザビリティ調査設計
知りたいことと質問設計を対応づけた調査票。
補足
当時のプロジェクト状況によっては、外国語話者だけでなく、日本国内のテスト参加者など母集団が混在するケースもありました。その前提も踏まえ、実査条件に応じて設計・解釈がぶれないように整理しています。