多言語サイト・UX改善 — 情報設計・調査設計・改善提案
大手グローバル生活家電メーカーやリゾートホテルを含む、複数の多言語サイト・UX改善案件。約5言語を対象とするサイトで、主要導線や情報構造を整理し、サイトマップ、ワイヤーフレーム、改善提案資料、定性調査用のシナリオ・質問票の作成にチームの一員として携わった。提案後はデザイン制作の調整と内容確認を行い、サイト変更の実装・公開まで進めた。
期間:2014年7月〜2015年5月
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この実績が活きるご相談
複数言語を含むサイトについて、言語ごとの情報構成、情報の見つけやすさ、意思決定に必要な情報、主要導線を確認し、改善案と調査計画へつなげた事例です。
- 多言語サイトの構造と主要導線を見直したい
- 予約や購入判断に必要な情報が揃っているか確認したい
- サイトレビューの結果を、具体的な改善提案へ落とし込みたい
- サイトマップ、ワイヤーフレーム、調査シナリオ、質問票まで整理したい
- 改善提案後のデザイン制作と実装につなげたい
概要
2014年7月から2015年5月に担当した、複数の多言語サイト案件とUX改善案件をまとめた実績です。代表例として、約5言語を展開する大手グローバル生活家電メーカーとリゾートホテルのサイトがあります。チームの一員として、サイトレビュー、情報設計、主要導線の整理、定性調査用のシナリオ・質問設計、改善提案資料の作成に携わりました。提案後はデザイナーの探索・連絡・アサイン、ワイヤーフレームや仕様設計書を通じた制作依頼、完成内容の確認をチームで行い、サイト変更の実装・公開まで進めました。
背景
対象サイトは英語を含む約5言語で展開され、予約、プラン比較、商品理解、購入判断などの主要な行動を複数の言語環境で支える必要がありました。ページが各言語に用意されていても、重要な情報の位置、ページ同士の関係、次の行動への導線が分かりにくい場合、ユーザーは比較や判断を進めにくくなります。そこで、各言語版のページを対象に、サイト全体の情報構造と意思決定の流れを整理しました。
課題
多言語で展開される情報を、ユーザーが理解、比較、判断しやすい構造に整理し、実装可能な改善案と調査計画へ落とし込むことが課題でした。
- 予約や商品理解に必要な情報が複数ページへ分散していた
- 概要ページ、詳細ページ、関連コンテンツ、CTAの関係が分かりにくかった
- 言語ごとのページ構成を含め、主要導線の優先順位を整理する必要があった
- 情報量を保ちながら、必要な内容を段階的に確認できる構造が求められた
- 改善案を検証可能な調査シナリオと質問へ変換する必要があった
- 改善提案をデザイン制作と実装へつなげるための資料が必要だった
実施内容 / 進め方
サイトレビューと改善論点の整理
サイト全体と主要ページを確認し、予約、プラン比較、商品理解、購入判断などの行動に必要な情報と導線を整理しました。検討時には、関係者との確認や、チームで参照できる一部のアナリティクスデータも用いました。
情報構造と主要導線の設計
サイトマップを使ってページ間の関係を見直し、概要、詳細、関連記事、商品・サービス、予約ページのつながりを整理しました。ユーザーが「理解する → 比較する → 行動する」と進める構造を軸に、主要導線の優先順位を検討しました。
定性調査の準備
確認したい仮説に合わせて、ユーザーが実行するタスクシナリオと、タスク後の質問を設計しました。「何を確認したいか」と「そのために何を尋ねるか」を対応づけ、サイト全体の評価とページ単位の評価を分けて整理しました。
リゾートホテルの予約導線改善
空き状況、日付選択、部屋タイプの比較など、予約判断に必要な情報を確認しました。情報が分散している箇所や、次の操作を判断しにくい箇所を整理し、予約までの流れを追いやすくする改善案を作成しました。
生活家電メーカーの商品理解支援
高価格帯の商品について、仕様、使用感、サイズ感など、オンラインでの購入判断に必要な情報を整理しました。必要な人が詳細情報を順に確認できる段階的開示や、手に持った状態など実際の大きさと使用場面が伝わる写真表現を提案しました。
デザイン制作と実装への接続
改善内容をサイトマップ、ワイヤーフレーム、デザイン依頼、仕様設計書としてまとめました。2〜3案件ではデザイナー候補を探して連絡し、チームでアサインを進めました。デザイン制作後は内容を確認し、制作チームと連携してサイト変更の実装・公開まで進めました。
設計上のポイント
意思決定に必要な情報を導線に組み込む
予約や購入の前に必要となる情報を整理し、概要ページ、詳細ページ、関連ページ、CTAの関係を見直しました。
情報の深さを段階的に設計する
高価格帯の商品では、仕様や使用感など複数の判断材料が必要になります。最初からすべてを表示する形に限定せず、必要な人が詳細を順に確認できる構造を提案しました。
具体的な使用状況を伝える
商品の大きさや使用感を理解しやすくするため、手に持った状態や実際の使用場面が分かる写真・コンテンツ表現を提案しました。
改善案と調査設計をつなげる
改善時に置いた仮説を、タスクシナリオと質問へ対応づけました。調査を実施する場合に、どの行動と回答から仮説を確認するかを整理しました。
チームで制作・実装へつなげる
サイトレビューと情報設計から、ワイヤーフレーム、デザイン依頼、仕様設計書、制作後の内容確認までを進め、改善内容を実装・公開へつなげました。
アウトプット
- 多言語サイトのサイトマップ・情報構造設計
- 主要ユーザーフロー
- ワイヤーフレーム
- UX改善提案資料
- デザイン作成依頼・仕様設計書
- 定性調査用のタスクシナリオ
- ユーザビリティ調査用の質問票
結果
- 複数言語を含むサイトの構造と主要導線を整理
- 予約や購入判断に関する改善論点を具体化
- サイトマップ、ワイヤーフレーム、改善提案資料、調査シナリオ、質問票の作成にチームの一員として参加
- 改善案をデザイン制作と実装へつなげ、サイト変更を公開
- 情報設計、調査準備、デザイン制作、実装確認を連続した工程として進行
画面・共有物
サイトマップ / 情報構造設計
ユーザーが理解、比較、行動へ進む流れを軸に整理したサイトマップ。
UX改善提案資料
CTA、関連リンク、詳細情報の見せ方、段階的開示などを整理した改善提案。
ユーザビリティ調査設計
確認したい仮説と、タスク後の質問を対応づけた調査設計資料。
この実績で示せること
複数言語を含むサイトを、言語ごとのページ構成、情報構造、主要導線、意思決定に必要な内容という複数の観点から確認した経験です。サイトレビューで整理した論点を、サイトマップ、ワイヤーフレーム、改善提案資料、調査シナリオ、質問票へ変換し、チームと連携しながらデザイン制作と実装・公開までつなげました。